マイアミ、2013年11月6日 - アルゼンチン航空の貨物部門であるアルゼンチン航空カーゴは、マイアミ・エアポート・コンベンション・センターで開催中のエア・カーゴ・アメリカズ・ショーで、スカイチーム・カーゴ・アライアンスに加盟しました。アルゼンチン航空カーゴは、同航空連合の12番目の加盟貨物航空会社であり、ラテンアメリカの30都市以上をスカイチーム・カーゴの世界路線網に追加することになります。
スカイチーム・カーゴ理事会を代表するアエロメヒコ航空カーゴ最高経営責任者(CEO)のマウリシオ・ニエト氏と、アルゼンチン航空の北米・中米・ベネズエラ・ペルー・コロンビア・エクアドル地域ディレクターのマルセロ・W・ボティーニ氏が、記者会見中にアライアンス合意書に署名し、加盟を発表しました。
ニエト氏は次のように述べています。「アルゼンチン航空カーゴは、成長中のラテンアメリカ市場、特に南米大陸南部におけるスカイチームの影響力を強化すると期待されます。世界唯一の航空貨物連合であるスカイチーム・カーゴは、高い水準とお客様のニーズを重視した航空貨物商品で知られています。アルゼンチン航空カーゴの加盟により、共有上屋を使用した貨物取扱サービスを南半球に展開し、この地域の多くのお客様に利用していただくことができます。」
ボティーニ氏は次のように述べています。「これは、アルゼンチン航空カーゴが今後もプロフェッショナルで効率的な貨物業務に力を入れ、世界的に事業を拡張する上で大きな前進です。スカイチーム・カーゴに加盟することにより、産業発展の最前線に立つとともに、シームレスで効率的な製品やサービスをお客様に提供して国際的な競争力を高めることができるでしょう。」
エールフランスKLMカーゴのアライアンス担当副社長であり、スカイチーム・カーゴ会長のチョン・チョイ氏は、次のように述べています。「スカイチーム・カーゴの加盟航空会社は、12番目のメンバーとしてアルゼンチン航空カーゴを歓迎し、アライアンスの成長とラテンアメリカでの影響力拡大をうれしく思います。アライアンスが大きくなればなるほど世界は小さくなり、お客様に豊富なサービスを提供して世界中にシナジーを生み出すことができます。」
アルゼンチン航空カーゴ
1950年に設立されたアルゼンチン航空は、南米の大手航空会社です。ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港およびエセイサ国際空港をハブとし、南北アメリカ、ヨーロッパ、南太平洋の21都市に国際線を運航しています。また、アウストラル航空とともに、アルゼンチン国内ではどの航空会社よりも多い36都市に就航しています。アルゼンチン航空は、リニューアルを終えたホルヘ・ニューベリー空港をハブとして、アルゼンチンと南米の各都市を活発に結んでいます。アルゼンチン航空グループは、保有機材の入れ替え計画も意欲的に実施し、現在、エアバス340型機、エアバス330型機、ボーイング737-700/800型機、エンブラエル190型機を運航しています。アルゼンチン航空は、2012年9月より、世界的なスカイチーム・アライアンスのメンバーです。アルゼンチン航空カーゴについての詳細は、www.cargo.aerolineas.com.arをご覧ください。
アルゼンチン航空カーゴは、アルゼンチン航空が運航する航空機の下部貨物室も利用しており、それによって世界の多くの都市のお客様にサービスをお届けしています。
スカイチーム・カーゴについて
2000年9月に創立されたスカイチーム・カーゴには、アエロフロート航空カーゴ、アルゼンチン航空カーゴ、アエロメヒコ航空カーゴ、エールフランス航空カーゴ、アリタリア航空カーゴ、チャイナ エアライン・カーゴ、中国貨運航空、中国南方航空カーゴ、チェコ航空カーゴ、デルタ航空カーゴ、KLMオランダ航空カーゴ、大韓航空カーゴが加盟しています。これら航空会社の貨物部門は、お客様に世界的な路線ネットワーク、標準化された運営プロセス、1つの航空貨物上屋での貨物取扱サービスを提供するために提携を結んでいます。スカイチーム・カーゴのそれぞれの構成要素が、アライアンスのグローバルネットワーク全体を通して貨物のスムーズな調整および配送を保証します。12社すべての加盟航空会社が、ユニークで幅広い商品の選択肢を共同で提供しております。